不明

「悔しいけど私の負けよ・・今夜は朝比奈さんの
腕に抱かれるわ・・・」とケロさんは呟いた
「さぁおいで・・」と俺

「私わね阿婆擦れ女を演じてるけれど
それは見せ掛けだけで本当はとてもウブなのよ」
「分かってるよケロさん
遊んでいるフリをしてることは当にお見通しさ・・
さぁそんなに震えないで
こっちへおいでよ」

一見華奢に見えるケロさんだが
一枚一枚布を取ると
男受けのするナイスなバディだ
「ケロさんその美貌とこの体
一体何人の男を泣かせてきたんだい？」

「アァ・・朝比奈さんそんな野暮なことは
聴かないで・・・それ以上は堪忍ね」

首筋を甘噛みするとケロさんは嗚咽をあげた

俺の体のある部分が彼女のある部分に包み込まれ
二つの影が一つになった

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