
「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」を観た〜
この映画を一口で言うと バナナが水に浮くか確かめたくなる映画(笑)
主人公が語り部となって 聞き手に奇想天外な自分の人生を語るってスタイルに何か既視感を感じてさ
何でなんかな?と思ったら 「フォレスト・ガンプ 一期一会」と同じなんだな、良く考えると
作中に 主人公のパイと聞き手の作家がわざわざ途中で場所を代えて 公園のベンチに横並びになって語るシーンがあったりして
監督もちょっと「ガンプ」を意識してんのかな?と思ったり、…って それは考え過ぎか(笑)
邦題にもなってる漂流生活が観たいのに 豪華客船が難破するまで30分以上掛かるスロースタートっぷり
まァ 荒唐無稽な話なんで、主人公に感情移入させたりリアリティを出す為にはじっくり進める必要があったんだろうけど…
CGを使った 沈みゆく豪華客船を海中から観たシーンとか ホタルイカが照らす夜に海に突如現れる鯨なんてのは
リアルな映像でありながら幻想的でもあり、うまくバランスが取れてたんだけど
流石にミーアキャットの群れが棲む浮島ってのは ちょっと度が過ぎてるだろー
事故の調査をした保険の調査員にもホントの事言えって言われちゃってるしな(笑)
それでも彼等の調査書に虎についての記述があったって事は、それが事実であるかどうかはともかく
パイを攻めてた調査員達でさえ、パイが語る 悲惨過ぎるもう一つの物語よりも
この幻想的な冒険譚の方が事実であって欲しいと願ったって事で、なんかあったかい気持ちになれたわ
http://www.youtube.com/watch?v=46G_CXH6FS...
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