街頭看板風

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「パトリック　戦慄病棟」を観た〜
′78年の「パトリック」をリメイクしたオーストラリア産のホラー映画

看護士キャシーが赴任した病院では、院長が新薬開発の為に昏睡状態の患者達を人体実験をしていた
仕事について程なくして 彼女はパトリックという青年の昏睡患者が意識を保っていると感じ 院長に進言するが一笑に付される
キャシーは知り合った精神科医に相談し 虐待（実験）を受けているパトリックを助けようとするが、実はパトリックは恐るべき本性を隠していた…って感じの話

舞台は 萎びた海沿いの街にある古い洋館の様な病院で なんかゴシック映画の様な雰囲気
マッドサイエンティストの様な院長と いかにもって感じの婦長、患者は殆どが意識の無い寝たきりの昏睡患者と、
ハリウッドの今風ホラーとは一味違う 古き良き時代の怪奇映画のテイストで結構 面白い

パトリックの意思疎通の方法は唾吐き、イエスなら一回ノーなら二回ペッペッと唾を吐く、きたない（笑）
パトリックは自分に優しくしてくれたキャシーに好意を抱きコミュニケーションを図って来るんだけど（主に唾で、のちに超能力を使ってPCのキーボードを打って）
キャシーは パトリックに同情しながらも 別れた夫や精神科医の男の間でフラフラ（オマケにパトリックの股間にも興味津々だったり…男だったら誰でもイイんか）
そこでパトリックは キャシーの好意を自分に向ける為、超能力で恋敵を消そうとする、…ついでに自分に酷い事する病院長たちも
思春期の頃に昏睡状態になったパトリックの性格は 我侭な子供のまんま、女性の口説き方も知らないから ストーカーの様にキャシーに迫る
超能力を持ったストーカー、これ以上なく最凶だわ（笑）

この病院、一人だけ意識があって動ける患者が居るんだけど（ほぼ廃人で 毎日定期的に決まった時間に灯台に明かりを付ける事だけが生き甲斐）
ただの脇役かと思ったら 意外と重要なキーマンで良くも悪くも大活躍、分らんもんやね

しかしこの病院、患者はみんな意識の無い寝たきり（脳死だったリ）なんだけど 上半身裸で下着だけって格好（男も女も）
意識が無かったらオッパイまるだしでも良いんかね？、それとも病院の経費節減か？ 患者は文句言えないもんね

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